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大雪の被害と備え

公開 カテゴリー: 気象・天気に関するコラム

 

 

2018年2月、福井県では37年ぶりに積雪が130cmを超えるほどの大雪が降りました。
この様子は多くの新聞やニュース番組でも取り上げられ、被害の様子を映像や写真で見た方も多いのではないでしょうか。雪対策を行っていても対処しきれないほどの大雪が降り、人的被害も発生しました。また、交通網にも大きな影響がありました。この大雪に限らず、日本は今までも大雪による被害を受けてきました。下記の表は過去に日本で起きた豪雪の一例です。

 

日本で発生した豪雪の例

 

※クリックで拡大

(気象庁HP「災害をもたらした気象事例」 及び総務省消防庁HP「災害情報」を参考に作成)

雪は、大気中の水蒸気がちりやほこりを核として凍り、氷の結晶になることでできます。これが複数くっつき雪の結晶となり、とけずに地上へ落ちてきたものが雪となります。地上付近の気温が高いと落ちてくる途中で雪は雨へと変わります。雪が降ると、路面が凍結したり、雪崩が発生するなど大変危険です。大雪の際には何に気を付ければいいのでしょうか。また、備えておくべきことは何でしょうか。

 

注意すべきこと、備え

 

交通障害

大雪が降ると、電車などの交通機関が運休になる可能性があります。また、道路の凍結による事故を避けるため、自動車もゆっくりと走ります。そのため、渋滞が起きやすくなります。また、大雪による通行止めの可能性もあります。特に普段雪が降らない地域では、混乱が生じやすくなります。渋滞や遅延に備え、時間に余裕を持った行動をしましょう。

路面凍結

雪が降ると、路面が凍ります。自動車を運転する場合は、急ブレーキ急ハンドルは絶対にしてはいけません。また、滑らないように注意していても、路面に轍やシャーベット状の雪があるとハンドルをとられやすく非常に危険です。雪があまり降らない地域の方も、タイヤは必ず冬用タイヤに交換するようにしてください。
国土交通省では大雪時にタイヤチェーン装着車のみ通行可能な区間を設定する、道路交通の確保に向けた取り組みを行うことを発表しています。(2018年12月13日時点:開始時期未定)
また、道路を歩く場合も注意が必要です。ヒールなどの不安定な靴やソールが滑りやすい靴は避け、滑り止めがついたものなど滑りにくい靴の利用をおすすめします。
(参考)【大雪時の道路交通の確保に向けた取り組みについて(チェーン規制の検討状況)】(国土交通省HP)

除雪中の事故

雪下ろしや雪かきなど、積雪があると行わなければいけない除雪作業。
しかし、毎年冬になると除雪作業中の事故が発生しています。
屋根からの落雪による事故や屋根の上での除雪中の落下事故。また、寒さで発作が起きてしまうこともあります。
除雪作業は必ず2人以上で行い、声を掛け合いながら行ってください。また、体を動かすことで暑くなるため薄着で作業を行う方もいるかもしれません。しかし、寒さや部屋から出た寒暖差で、心臓に負担をかけてしまいます。また、長時間作業を続けることで脱水症状に陥る危険性もあります。適度に休憩をとりながら行ってください。

建物の倒壊

雪の重さで住家などの建物が押しつぶされてしまうことがあります。
実際に上記の表にもあるように、過去には大雪による住家の倒壊が多数発生しています。古い建物には近づかないようにしましょう。

融雪洪水、雪崩

融雪洪水とは、大量に降り積もった雪がその後の気温上昇や降雨により融け、それに伴い発生する洪水のことを指します。また、雪が多く降ると雪崩が発生しやすくなります。雪崩は一度発生するとものすごいスピードで、一気に崩れ落ちてきます。発生に気付いてからでは逃げ遅れる可能性が高いです。特に山間部など雪崩が起きやすい場所には近づかないようにし、気象情報、警報を確認することが大切です。日本は四季がはっきりとしています。そのため、このような自然災害の発生が他国と比べ、非常に多いです。
この地域は雪があまり降らないから大丈夫だろう、大雪が降ってもなんとかなるだろう、と考えず、普段から防災意識を持つようにしましょう。

※本記事は、下記ホームページの情報を基に株式会社パスカルが作成しました。
気象庁HP
総務省 消防庁HP
国土交通省HP

記事監修

オクレンジャー

株式会社パスカルは法人向け安否確認システム「オクレンジャー」をご提供し、災害時の正確な安否確認と迅速な緊急連絡を実現しています。

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