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クラッシュ症候群とエコノミークラス症候群

公開  カテゴリー: その他の災害に関するコラム

 
皆さんは「クラッシュ症候群(挫滅症候群)」と「エコノミークラス症候群」という言葉を聞いたことがありますか?
どちらも災害時に発生しやすい症状で、場合によっては死に至る可能性のある恐ろしいものです。
それぞれの原因や症状、予防策をご紹介します。

 
■クラッシュ症候群(挫滅症候群)
クラッシュ症候群とは挫滅症候群とも言われ、長時間瓦礫などの重量物に挟まれていた後に救助された傷病者が、数時間経て腎不全や急性循環障害(ショック)を生じる病態です。
瓦礫などの下敷きになっている状態が長時間続くと、筋肉から毒性物質が発生し、救出されることで圧迫されていた部分が開放され、毒性物質が全身に運ばれ、臓器に致命的な損害を及ぼします。
阪神淡路大震災では370名以上の人がクラッシュ症候群を発症しました。
症状としては以下のようなものが現れます。
・血圧低下
・損傷四肢の著名な腫脹、出血
・圧迫四肢の運動・感覚神経障害(挟まれた部分が動かない、感覚がないなど)
・褐色尿(尿の色が褐色や黒色になる)

 
2時間以上瓦礫に挟まれていた場合、上記の症状がない場合でもクラッシュ症候群の疑いがあります。
上記の症状が現れた場合、早急な処置が必要となります。災害拠点病院等への搬送を行ってください。また、搬送する際にも注意が必要なため、専門知識のある医師や看護師の到着を待つことも重要です。

 
また、応急処置として水分補給も効果的です。
クラッシュ症候群は、血液中にある毒素の濃度が高くなることで発症します。そのため、水分をとることで血液中の水分量が増え、クラッシュ症候群の発生を遅らせる効果が期待できます。接種の目安として1リットル程度と言われていますが、自力で飲むことができない場合は窒息の可能性もあるため、水分補給は控えてください。
クラッシュ症候群の症状がある場合は必ず、医療機関を受診してください。

 
■エコノミー症候群
厚生労働省によるとエコノミークラス症候群とは、食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座り、足を動かさない場合に発症することが多いといいます。
長時間同じ体勢でいることで血行不良が起こり、血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発します。

 
症状としては、足のむくみ、腫れ、痛み、足の太さの左右差などが現れます。
また、今までに感じたことのないような歩行時や階段の上り下りでの息切れ、胸や背中の痛み、動悸が現れる場合もあります。
このような症状が出た場合、医療機関の受診や医療スタッフへ相談をしてください。

 
エコノミークラス症候群には予防策があります。以下のことを行うと予防に効果があります。
・軽い体操やストレッチ運動を行う
・十分にこまめに水分を取る
・アルコールを控える
・禁煙する
・ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
・かかとの上げ下ろし運動やふくらはぎを軽く揉むなどのマッサージを行う
・眠るときは足をあげる

 
災害時は精神的にも身体的にも非常に負担がかかります。どのような症状が出るのか、知っておくことが大切です。

 
 
※本記事は、下記ホームページの情報を基に株式会社パスカルが作成しました。

 
・一般社団法人日本内科学会「災害時の圧挫症候群と環境性体温異常」
・厚生労働省「エコノミークラス症候群の予防のために」

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