導入事例
Voice of オクレンジャー

社会福祉法人光仁会富竹の里様

事業者名社会福祉法人光仁会富竹の里様
- 業種医療福祉
- 利用規模200ID
特別養護老人ホーム富竹の里(56床)、特別養護老人ホーム富竹の里和み(20床)をはじめ、ショートステイ、介護付有料老人ホーム、 通所介護、訪問介護などを運営しています。
01安否確認サービスの導入を検討するきっかけを教えてください。
近くを流れる千曲川が氾濫した令和元年10月の台風19号災害がきっかけです。
水位がどんどん上昇し、ご利用者の避難を決断したのは午後8時のことでした。 当施設は平屋ですから、避難先は協定を結んでいる他施設です。そのときにいた入所サービス職員は、夜勤・遅番の介護スタッフ10人と相談員等の事務系職員が2人。 ご利用者のご家族に避難開始の電話連絡を始める一方、川の氾濫や浸水の中で、かけつけてもリスクの少ない職員をピックアップして連絡を取り、 20人ほどの職員で入所・ショートステイのご利用者74人を次々と避難施設へ送り出しました。
ご家族への連絡がすべて終わったのは午後11時頃、避難完了は午前1時頃。 施設から2キロほど離れた地点で越水が始まり、施設敷地は冠水、陸の孤島となりました。
避難誘導の混乱の中、連絡がつかなかったご家族からの電話対応にも追われ、職員やご家族への周知をすばやく行える仕組みが必要だと考えました。

02オクレンジャーを採用した決定ポイントを教えてください。
お子さんの学校の連絡網でオクレンジャーを使い慣れた職員がいたことがポイントです。
また、官公庁での導入実績もあるため、信頼性のあるツールと判断しました。
ご利用者のご家族には、オクレンジャー受信登録の依頼文書をお送りしました。ご高齢で機器の操作になれていない方も多く、 来所時に併せて登録をご案内するようにしました。新規入所の方には、サービス利用契約の際にお願いしています。
03オクレンジャーをご導入してからの効果を教えてください。
令和2年7月の豪雨、3年8月の豪雨でも避難を余儀なくされましたが、職員の動員にオクレンジャーを活用して、業務体制確立の迅速化につながりました。 台風19号の際のご家族への連絡は、避難開始と終了時の2回だけでしたが、2年7月の避難ではオクレンジャーを活用し、避難先での情報発信を含めて第7報まで 行うことができました。
状況をしっかり伝えることで、ご家族には安心感を持っていただけたと思います。施設への不急の電話はお控えください、 という通知も発信してご理解をいただき、体制が十分でない中でケアに集中できた効果も大きかったですね。
災害時だけでなく、通常の業務連絡にも利用しています。最近では、新型コロナウイルスの地域の発生動向や行政からの通知を添付ファイル付きで送信し、 対策意識の向上に役立てています。
04オクレンジャーに対するご要望などをお聞かせください。
職員参集報告を受けて対策を検討するときに、ホワイトボードにも掲示できるような出力帳票があればよいと思います。 また、災害時の避難活動は、地域住民との連携が欠かせません。自治会組織との情報共有がオクレンジャーで実現ができたらいいですね。
パスカルより
入所者避難活動時の貴重な経験をお聞かせ頂き、ありがとうございました。
介護サービスは要介護者やそのご家族の生活を支える上で欠かせないものであり、他の業種よりも業務維持・継続の必要性が高いといえます。
介護施設様にとりましても利用価値の高いサービスを目指して参ります。
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