大雨・都市型水害~日頃の備え・とるべき行動~
公開 カテゴリー: 企業の災害対策に関するコラム, 気象・天気に関するコラム
街を歩いていると突然雨が降ってきてびしょ濡れ・・・という経験は誰にでもあるかと思います。雨が降ると、私たちの生活にも様々な影響を与えます。特に、季節の変わり目や台風発生時には大雨になりやすく、河川の氾濫や土砂災害、暴風、高波、高潮などを引き起こします。大雨と聞いて「ゲリラ豪雨」を思い出す方も多いのではないでしょうか。ゲリラ豪雨」とは、局地的大雨、集中豪雨のことを指し、2008年の流行語大賞の候補になる程、日本は大雨に見舞われています。
また近年、コンクリートが多い都市部では、雨水の氾濫によって駅や道路などが浸水し、本来の機能が麻痺してしまう「都市型水害」の危険性も危惧されています。こういった雨による自然災害にどう備え、どう対処していけばいいかをご紹介します。
日頃の備え
地震や津波に限らず、大雨などの自然災害にも、備えは必要です。では何を備えればいいのでしょうか?
以下をご参考にしてみてください。
地域の避難訓練、水防訓練に参加する
事前にシミュレーションしておくことで、非難経路や行動手順を覚えることができ、災害時に落ち着いた行動ができるようになります。
避難経路の確認を行う
上記の避難訓練に参加するのが難しい方も、一度自宅や勤務先から避難所への経路を確認しておきましょう。
土のうや止水板を常備しておく
無料で土のうを提供する「土のうステーション」を整備している地域もあります。
側溝を塞がない
側溝の雨水ますが落ち葉などで塞がれていませんか?こまめに確認しましょう。
家族間での連絡方法、避難場所の確認
非常持ち出し袋の用意
*気象庁HP 台風や集中豪雨から身を守るために 自分で行う災害への備え
災害発生時には、どう対処していけばいいか
気象庁から出される情報などを参考に情報収集を行う
避難の準備(貴重品などの持ち出しなど)を行う
避難が間に合わないようであれば、その場の上層階へ避難する
河川や崖地には近づかない
アンダーパス、地下街(地下駐車場など)は利用しない
※本記事は、気象庁ホームページの情報を基に株式会社パスカルが作成しました。
記事監修

株式会社パスカルは法人向け安否確認システム「オクレンジャー」をご提供し、災害時の正確な安否確認と迅速な緊急連絡を実現しています。
システム開発における30年以上の実績と知見をもとに、使いやすく質の高いサービス提供を続け、140万人以上のお客様にご利用いただいております。企業、病院、官公庁など幅広い企業のBCP対策に貢献し、皆様の安全に貢献しております。
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