オクレンジャーはご家族向けに幅広いシーンで活用しています。定例のお便りや、利用料の連絡、領収者の送信など、細やかな連絡にオクレンジャーが活躍しています。
行事の出欠席の確認にも利用しています。
季節ごとの行事は、食事の発注や駐車場の確保など、様々な事柄を手配しなければなりません。
ご家族の出欠席の返信は、履歴管理や漏れ防止に大きく役立っています。
また、アンケート機能を活用し、入居者ご家族の満足度調査にも利用しています。
今までは、面会票にご意見欄を設け、そこに記入して箱に入れるようにしていただいていましたが、記入してある投稿はごくわずかでした。
しかしオクレンジャーに変えてから、些細な不安も言いやすくなったようで、以前より本音でお話してくれるようになりました。
不満や不信につながる前に、ご家族のお声を拾い上げられることで、ご家族への細かいフォローができていると実感します。
調査結果は、年に1回、スタッフや施設第三者委員会で共有しています。
その他に、コロナ禍をきっかけに、面会制限の連絡に活用しています。
当施設は、階ごとに面会制限をしており、その制限はウィークリーに変動します。
ご家族は面会制限情報をリアルタイムに把握したいため、その都度オクレンジャーで面会制限情報を発信しています。
ご家族の安心にもつながっていると感じます。

そして何よりも重宝しているのが、ケアプランの送付です。
これまで、ケアプランを2部印刷し、承諾欄（押印）を付けて各ご家族へ郵送していました。
そして一部を当施設へ返送してもらっていました。
しかしオクレンジャーを活用してから、その作業負担が大幅に減りました。
当施設は、ケアプランを作成後、各ご家族に電話にて説明し、内容を承諾いただいた後、オクレンジャーにて送信しています。
ご家族には、送付を「確認」したかどうか、オクレンジャーで返してもらっています。
送付日もオクレンジャーの履歴で管理ができ、未読・既読機能もあるので、確実な管理につながっています。
この結果、業務負担軽減に効果的、且つ経済的に運用できるようになりました。

ご家族も高齢化していますが、当施設のご家族は80%以上がオクレンジャーに登録できています。また返信率も90%近くあります。
登録は、入居時に紹介し、難しければその場でスタッフが登録を手伝っています。
オクレンジャーの専用ヘルプデスクは、当施設のスタッフだけでなく、ご家族からの問い合わせも受け付けてくれるので、心強いですね。
また、利便性において、ご家族もケアプランの返送が不要になり、手間が省けました。
施設との関係性においても、前述の満足度調査でこれまで言いにくかったことが伝えられるようになったことで、トラブルを未然に回避できていますね。
ご家族も安心を感じておられると思います。
オクレンジャーのお陰で、ご家族とスタッフとのコミュニケーションがよりスムーズになっています。

ケアプランをはじめ、様々な諸連絡を郵送しなくなったことは、スタッフの業務軽減に大きく貢献しています。
業務時間の短縮はもちろんのこと、精神的にも余裕が生まれたように思います。
費用面でもオクレンジャーは大活躍しています。
これまでお便りやケアプランなど、多くの連絡を印刷し、郵送していました。
この業務に関わる紙代・印刷代・切手代は、オクレンジャーを導入して、（オクレンジャーの利用料を差し引いても）55%以上削減できました。

オクレンジャーを利用して、より業務負担軽減にチャレンジしていきたいと思っています。
具体的には「掲示板」に興味があり、使ってみようと思います。
また災害時の訓練も定期的にオクレンジャーにて実施していきたいと思っています。
その他に、ストレスチェックやアルコールチェックなど、 多岐に渡るオプションもあるようなので、スタッフの業務軽減や施設の費用削減につながるものは試してみたいですね。